どこの企業様でも避けて通れなくなった、いわゆる
働き方改革ですが、具体的には様々なテーマが
あります。まずは自社にどの部分の改革が
必要なのか、そしてどのように行うのか見極める
必要があります。
大まかに以下のような点について検討し、
そこからもう少し細かい点で各社様独自の
ご支援させていただきます。

 

①組織風土の見直し

この項目はとても重要です。働き方改革の最終目的は、
商品やサービスにイノベーションを起こすことです。
例えば労働時間を削減したことで働き方改革を
したつもりになっても意味がありません。

 

どういう考え方で事業を行うのか、どういう方向性を
もっているのかをまず明確にし、そこからはじめて
改革が始まるのです。

 


組織風土で以下のような問題点があれば見直す
ことをおすすめします。

・ただその時の状況に流されて事業を行っている
・従業員が抑圧され、組織が活性化していない
・長時間労働を奨励する雰囲気がある
・縦割り組織が強い

 

また、組織風土を言語化(企業理念、ビジョン等)に
することも必要です。
各従業員が自律し、しがらみのない風土を
醸成するご支援をいたします。

 

②業務効率化支援

ソフト面の整備(組織風土の見直し)を進めると
同時に、業務の中に無駄なものがないか
確認することが必要です。

 

業務をすべて挙げて、要不要の判断、
必要なものは作業の内容に無駄がないか、
確認します。

 

これだけでもかなり効果が出る場合もあります
ので、必須と言え、労働時間の削減に貢献します。

 

一歩進んで業務改善を行うことで、さらに効果を
上げることも可能です。

 

③職場環境の改善

組織風土を見直し、業務効率化を図っても、
うまく機能しないことがあります。
職場環境と連動させながら調整が必要です。

 

例えばハラスメントやメンタルヘルスへの取り組み。
働きやすい環境を作ることで、より一層効果が
上がります。
また、物理的にはオフィスのレイアウトの変更なども
必要な場合があります。
個々のご事情によりどのような取り組みが必要か
ご一緒に検討させていただきます。

 

④多様性への対応

人材不足で業務に支障が出ている企業様も
多くなってきました。そんな時こそ事情があり
フルタイムで働けない従業員を大切にし
また、そのような事情をお持ちの従業員を
柔軟に採用することは事業を継続する必須事項と
いえます。

 

育児、介護、病気、障害を持っていても優秀な方、
または、潜在的な能力をお持ちの方を積極的に
採用するご支援をいたします。

 

⑤コミュニケーション

様々なコミュニケーションツールが存在する現在、
便利さを優先するあまり直接顔を合わせないことや、
時間がないことを理由にコミュニケーション自体を
怠っていことで従業員からのシグナルを
読み取ることができず、大きなトラブルになることが
あります。

 

また、会議が多く、結果として業績に結び付いて
いないというお話も多く見受けられます。
各企業様の状況に応じてどのようにコミュニケーションを
していくか、一緒に検討させていただき、最適な
状況になるようご支援いたします。

 

⑥チームワーク

業務によりますが、多くの場合、チームワークは
業績に大きく影響します。チームワークの構築は、
すでに従業員を採用するときから始まっており、
ある程度戦略的に行う必要があります
企業様の状況に合わせ、どのように進めることが
最適であるかご一緒に検討し、ご支援させて
いただきます。

 

⑦人材育成(教育)

昨今の時代の変化に対応するためには、スキルの
向上は不可欠です。ご理解いただいている企業様が
ほとんどではありますが、金銭的な理由などから
消極的なケースが見受けられます。

 

しかし、もう足踏みをしている場合ではありません。
イノベーションを起こすためには、経営者だけでは
やり遂げることは難しいのが現状です。
スキルの向上及びスキルの共有をどのように
進めるのが最適であるかご一緒に検討し、
ご支援させていただきます。

 

以上のテーマを実現するためには、法律の観点から
制度を構築していかなければならないことも
多くございます。

 

当オフィスでは、なかなか自社で対応が難しいと
感じる経営者様を応援いたします。
ぜひ、一度ご相談ください。