就業規則の意味

御社に就業規則はございますか?
就業規則は原則常時10名以上の従業員がいる場合
必要となります。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、この場合作成は
義務となっています。

このような背景において、

・義務と知っていながら作成していない
・作成はしているが、従業員には見せず、経営者様の
デスクの引き出しの奥に眠っている
・どこからかひな形を入手し作成したものをそのまま運用している

という企業様がいらっしゃいますね。

実は、いずれも危険な事例なのですが、法律上の義務を除き
そもそもなぜ就業規則は必要だといわれるのか考えたことは
ございますか?

ご参考までにちょっとしたたとえ話をご紹介してみたいと
思います。

長い行列をつくるラーメン屋さんがあったとします。
2、3人しか並んでいない時は列もそれほど乱れず、
問題はほとんど起きません。

これが10人ほどになると、列を乱す人が出てきたり、
乱れた列が通行人や車の通りを邪魔したり、けんかをする人が
出てきたり、近隣の住民や店舗からクレームがでるなど問題が
発生することが多くなりますね。

この様な場合はお店が列を整理したり、場合によっては
整理券を配り並ぶ人数を調整したりすることはよくある
ことだと思います。

企業も同じで従業員が多くなってくると何かあった時に
拠り所となるものが必要です。
ぜひ一度御社としても就業規則の意味について考えて
みてください。

もう一つの必要性

もう一つの必要性としてお伝えしたいのは、企業様を守り、
従業員のモチベーションを上げる大切なツールだということです。

企業として従業員に伝えておくべきことを記載していないと、
何らかのトラブルがあった時にいくら反論しても有効と
扱ってもらえません。
場合によってはかなりの出費となることがあります。

また、従業員と決めた内容を就業規則に入れることで、
信頼関係をしっかりと築くことができ、従業員のモチベーションを
上げ、その結果企業様の業績にも反映されます。

これからは就業規則を御社のアピール材料の1つとしてぜひ
ご活用いただきたいと思います。

付随する規程の作成や手続きについての
アドバイスもお任せください

就業規則本則に付随する賃金規程、退職金規程、
育児・介護休業規程、パートタイマー就業規則等その他についても
作成が可能でございますので、必要な場合はお問い合わせ下さい。

また、手続き上のポイントもアドバイスいたしますので、安心して
手続きを進めていただけるようサポートいたします。

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